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絶版車図鑑

ラグジュアリー&ハイパフォーマンスのフルサイズカー

1962 FORD GALAXIE CONVERTIBLE
フォード・ギャラクシー・コンバーチブル


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 フォード・ブランドのフルサイズカーといえば、まず最初に名が上がるのがギャラクシーだろう。'60年代にNASCARでも活躍し、スポーティセダンとして広く知られることとなった。
 ギャラクシーの名称が初めて登場したのは'59年。当初はフォード・フェアレーンの最上級グレードに与えられた名称であった。その後61’年に、フォードはインターミディエイトカーの名称をフェアレーン、フルサイズカーの名称をギャラクシーと名付ける。晴れて正式な車名となったギャラクシーには、中級グレードの500と上級グレードの500XLが用意されていた。
 500XLは上級グレードだけにボディバリエーションも少なく、この62’年式に設定されていたのは2ドアセダンと2ドアコンバーチブルのみ。エンジンは全車に352cu.in.のV型8気筒が搭載されたが、ここで紹介する現車はオプションエンジンである390cu.in.(340馬力)を積む。
 ところで、この'62年式から車名に追加された『500』という数字の意味を疑問に思ったことはないだろうか。じつは当時NASCAR参戦に意欲的だったフォードが、販売戦略上ギャラクシーにスポーティなイメージを植え付ける必要があったため、『デイトナ500』から拝借したといわれている。
 ギャラクシーはその後も幾度かのモデルチェンジを受けながら生産が続けられ、'74年にラストイヤーを迎えた。

■INTERIOR
フロントシートはセパレート式。フラットなベンチシートが一般的であった’60年代には、セパレート=バケットシートであり、珍しい存在であった。500XLは内外装の仕上げも他グレードとは一線を画し、ドアトリムなどのデザインやセンターコンソール付きのフロアATなどが専用となる。ホーンリングが付いた大きなステアリングの中央には、車名を刻んだエンブレムが備わる。
■ENGINE
現車はオプションのビッグブロック、『サンダーバード390』を搭載。そのほかにも300馬力仕様の『インターセプター390』、『サンダーバード406(385馬力)』、『サンダーバード・スペシャル406(405馬力)』などがオプション設定された。しかし2種類の406cu.in.はレースでの使用を想定した存在であり、圧縮比はなんと11.4もの高さを誇る。そしてこの406cu.in.は、その後427サイドオイラーへと発展する。
■REAVIEW
119インチ(約3m)もの長さを誇るホイールベースを持つ、堂々たるサイズのボディ。電動で開閉するソフトトップはトランクフード下に収納され、オープン時の美しいスタイリングに寄与している。当時の主流であった丸型テールランプとあわせ、サンダーバードにも通じるボディデザインが特徴だ。