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絶版車図鑑

満を持して登場したダッジのコンパクトVAN

1966 DODGE A100
 
ダッジ A100


thanks to ZERO 045-922-6300

フォードがファルコン・エコノラインを、シボレーがコルベア95シリーズを'61年に登場させ、アメリカのバン・カテゴリーは一気に活性化した。その波に乗り遅れまいと、ダッジが新たなコンパクト・バンであるA100シリーズを誕生させたのは'64年のことだった。
 A100は当時フォード・ファルコン・エコノラインにも採用していたフォワード・コントロール・ビークル(詳細は'65エコノラインのページへ)を採用し、ホイールベースも90インチと同様だった。しかし後発ということもあり、A100は他社のコンパクトバンよりも、全長を短く、全幅は広く、全高を高くまとめることで差別化を図った。フロントにはセパレートタイプのシートも採用されていた。
 A100のボディ・バリエーションは2列目以後に窓を持たない商業用のパネルバン、乗用のワゴン、そしてピックアップの3モデルがラインナップ。
 エンジンは170cu.in.と225cu.in.の2種類が設定されていたが、特筆すべきは翌'65年、コンパクトバンとしては初のV8をオプションで搭載可能にしたことだ。このV8は排気量275cu.in.、最高出力は140馬力を発揮した。
 ご覧の'66年型は、基本的なデザインやスペックは'61年から変わらず受け継がれているが、グレードは'65年から追加されたカスタム・スポーツマン。エンジンはV8・275cu.in.を搭載し、ツートンボディの境目にモールディングが入るなど、スポーティに仕上げられたモデルである。

■INTERIOR
上コンディションを維持するインテリア。3速ATのシフターはメーターパネル左に配されている。なお、三角窓やウィンドウは手動で開閉。エアコンやカセットデッキは装備していない。'66年モデルのインテリアに関するオプションにはアームレスト、ヒーター、デフロスターなどが挙げられる。
■ENGINE
'66年のエンジンラインナップは101馬力を発揮する直6・170cu.in.。オプションで直6・225cu.in.とV8・275cu.in.を選択することができた。ちなみにこの年、直6エンジン搭載車は3万6535台、V8搭載車は5810台が販売された。なお、組み合わされるトランスミッションには3速ATや3速MTをチョイスすることができた。
■REARVIEW
大きな丸目2灯が最大のトレードマーク。当時はお仕事グルマとして活躍することも多く、サスペンションは重量物にも耐えられるリーフスプリングが前後に採用。ちなみに現車のボディはレストア済み。前後バンパーはオプション設定されていたクロームメッキ仕様である。ホイールはアメリカンレーシング製トルクスラストに履き替えられている。