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絶版車図鑑

シボレーのフルサイズモデルを代表する1台

1966 CHEVROLET IMPALA
 
シボレー・インパラ


photo/J.SHINKAWA 新川治郎 thanks to ストックス 092-413-4182

 '59年の登場以来、シボレーのトップグレードとして君臨していたインパラ。下にビスケイン、ベルエアを従え、'60年代前半までには事実上のフラッグシップとなっていた。さて、当時この3車種はボディを共通としていたため、見た目の違いはモールディングの有無くらいで大きな差はほとんどなかた。'60年から'65年モデルまでであれば、インパラは丸形テールランプが片側3個で、ベルエアは2個、というように見分けることができた。が、ここで紹介する'66年モデルより同じような角形テールランプに変更となってしまい、わかりやすい差がなくなってしまったのだ。
さて、そんなインパラに大きな転機が訪れたのは'66年。前年モデルでインパラの上級オプションとして設定された"カプリス"が上級グレードとして登場したのだ。こうなるとインパラの存在価値が薄くなってしまいそうだが、そうならなかったのは皆さんご存知の通り。シボレーのフルサイズパッセンジャーカーとしてインパラのネームバリューが衰えなかったのは、フルサイズのトップスポーツモデルという役割が与えられたから。まず'65年モデルでSSがパッケージオプションではなく、独立グレードで登場。当然'66年モデルにも引き継がれ、同時に最強エンジンと誉れの高い、オプションコードL72、425馬力を発する427cu.in.のV8エンジンがラインナップに加わったのだ。
この作戦が功を奏したのか、'77年までインパラの販売台数がカプリスに負けることはなかった。それ故、シボレーのフルサイズパッセンジャーカーといえばインパラというイメージが強烈に残っているのだ

■INTERIOR
ベルベットとビニールでフルトリムされたインテリアが自慢のインパラ。エースグレードのビスケインに近づくにつれてベルベットの使用率が減っていき、インテリアにも差がつけられている。なお、ワゴンとコンバーチブル、そしてインパラSSはオールビニールレザーとなっている。現車はコラムシフトであるが、オプションでフロアシフトを選ぶこともできた。
■ENGINE
標準で搭載されていたのは250cu.in.の直6エンジン(155馬力)と283cu.in.のV8エンジン(195馬力)。オプションで283cu.in.のV8(220馬力)、327cu.in.のV8(275馬力)、396cu.in.のV8(325馬力)、427cu.in.のV8(390馬力と425馬力)であった。現車は標準エンジンであった283cu.in.のV8を搭載。トランスミッションは2速AT。
■REARVIEW
'66年モデルのインパラに用意されていたのは4ドアのセダンとハードトップ、2ドアのハードトップとコンバーチブル。そして、4ドア・ワゴン。どれも前後ベンチシートで定員は6人、ワゴンには3列シートを備えた9人乗りも設定されていた。インパラSSに用意されていたボディは2ドア・ハードトップとコンバーチブルの2種類であった。