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絶版車図鑑

インターミディの人気車種から生まれたシボレー・マリブ

1967 CHEVROLET MALIBU
シボレー・マリブ


thanks to マリンコーポレーション 04-7190-0260

 '63年、シボレーのパッセンジャーカー・ラインナップにはコンパクト・クラスのシェビーII系とフルサイズのインパラ&ビスケイン系の2シリーズが存在していた。そして両車の中間的ボディサイズを求める市場の声に応えるべく、翌64’年から発売されたのが「インターミディエイト」のシェベル・シリーズである。
 発表当初は標準グレードがシェベル300、上級グレードがシェベル・マリブとされていた。300の車種構成は2ドア&4ドアセダンとステーションワゴンだけであったが、シェベル・マリブには2ドアコンバーチブルや2ドアHT、2ドアスポーツクーペなどのバリエーションが存在していた。
 その後シェベル・シリーズは'66年にマイナーチェンジを行い、よりマッシブな外観へとマイナー進化。写真のモデルである67年式では、前後ライトまわりを中心に外観上の変更を受けた。
 '67年式シボレー・マリブの車種構成は5モデル。4ドアセダン、4ドアHT、4ドアステーションワゴン、2ドアHT、そして2ドアコンバーチブルである。標準エンジンは230cu.in.の直6と263cu.in.のV8、2種類が存在した。
'60年代後半にシボレー各車に設定されたスポーティ・グレード、SSは'67年式マリブにも設定されたが、こちらは外装デザインに多少の変更を受けた程度。下級グレードのシェベルには、325馬力の396cu.in.を搭載するSS396が存在したのとは対照的だ。

■INTERIOR
'60年代のシボレー・パッセンジャーカーに共通する、水平基調のインパネを持つマリブ。ベースとなっているシェベルともデザインは共通だ。2ドア、4ドアともフロントにベンチシートを採用し、乗車定員は6名。ただしSSのみセパレートシートを採用現車はレカラ製ステアリングを装着し、ステアリングコラム上にタコメーター、ダッシュ下に油圧・電圧・水温系が追加されている。
■ENGINE
'67年式マリブの総生産台数は22万7800台。そのうち直列6気筒エンジン搭載車は4万600台、V8エンジン搭載車は18万7200台であった。インターミディエイト・カーの中心であったシェベル300は、販売台数の約3分の2を直6エンジン搭載車が占めていたから、マリブを買い求めたオーナーが愛車にスペシャリティ・カー的要素を求めていたことが想像できる。現車は327cu.in.を搭載している。
■REAVIEW
小ぶりなテールライトがスタイリッシュな'67年式マリブ。標準グレードであるシェベルとの外観上での違いは少なく、モール類のデザインとエンブレム程度。オリジナルではテールランプ脇、リアフェンダーにもマリブのエンブレムが備えられる。