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絶版車図鑑

GTOに与えられた至高のスポーツ・パッケージ

1969 PONTIAC GTO THE JUDGE
 
ポンティアック・GTO ザ・ジャッジ


 

photo/DAYTONA MAG  thanks to キャロル 044−753−2650

 '60年代後半、ポンティアックはGMのインターミディエイト用プラットフォーム(Aボディ)をベースに、いくつかの車両を生産した。まず最もオートドックスな普及版として生産されたのがテンペスト。スポーティー・ラインのルマン。そしてよりマッスルカー色の強いモデルとして投入されたのが、GTOだ。
 GTOは'64年、テンペスト・ルマンのオプションネームとして誕生。'66年〜'69年は正式なモデルとして生産され、テンペストGTOと名乗っていた。'70年にはGTOのみの名称となり、翌'71年には再びルマンのオプションとしてリリースされている。
 さて、そんなGTOが誇る最高のスポーツパッケージがご覧のGTO"ザ・ジャッジ"だ。生産は366馬力を発揮するラムエア・400cu.in.を標準搭載し、クォーターマイルを14秒台中盤で駆け抜けた。それ以外にも専用のオプションがいくつか用意され、リアのデッキ・スポイラー、そしてオプティックオレンジのボディや"THE JUDGE"のロなどが挙げられる。また、’69年モデルのGTOは格納式のヘッドライトを採用していたのだが、ザ・ジャッジに関しては常にヘッドライトが露出されるエクスポーズド・グリルが採用されていた。なお、ザ・ジャッジは翌'70年も生産されているが、ベースとなっているテンペストのデザイン変更にともない、グリルやヘッドライトの意匠が変更されている。ちなみに、この年のザ・ジャッジはボディカラーがブルーなどチョイス可能だった。

■INTERIOR
インパネ下にはボンネット上にある2つのエアダクトを開閉するための「RAM AIR」スイッチを設置。高速時など大量のエアを吸入したいときに使用する。また、タコメーターがどこにあるのか気になると思うが、実は当時のポンティアックは、オプションでボンネット上にタコメーターを設置出来たのだ。

■ENGINE
ザ・ジャッジには初めから高性能なラムエア・400cu.in.が搭載されている。それ以外のGTOに標準搭載されていたエンジンも350馬力の400cu.in.と強力だ。トランスミッションは3速、もしくは4速MT、または3速AT(コラムシフト)から選択。ATのフロアシフトはオプション設定だった。

■REARVIEW
ベースとなったAボディは2ドア用、4ドア用と2つのホイールベースを有する。ポンティアックもテンペストやルマンには2ドアクーペのほか、4ドアセダンなどのバリエーションを用意していたが、GTOは2ドアベースのみ(スポーツ・クーペとコンバーティブル)。また、翌'70年にはボディサイドの前後フェンダー上にフィンがつく。