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絶版車図鑑

熟成された第2世代カマロの最終型

1981 CHEVROLET CAMARO Z28
 
シボレー・カマロ Z28
 


photo/M.KOBATAKE 小畠正仁 thanks to CAR-BOX IMPORT CARS 072-654-2220

 '78〜'81年のカマロは、'74年に次いで2度目の大幅な変更が行われた第2世代の最終モデルだ。
 '78年、カマロは前年まで採用されていた大型のバンパーが消え、ボディ同色のソフトウレタン製バンパーが採用された。これによりカマロのスラント・ノーズはより鋭さを増し、力強いイメージが強調されている。加えてリアのテールレンズが丸型4灯から横長なデザインへと変更され、Tバー・ルーフもオプションに加わった。
 グレードは標準のスポーツクーペに加え、RS(ラリースポーツ)、LT(ラグジュアリー・ツーリング)、そしてトップグレードであるご覧のZ28がラインナップされている。また、翌'79年にはLTに変わり、ベルリネッタというグレードが登場した。
 パフォーマンスは他のアメリカ車と同じく排ガス規制に苦しみ、350cu.in.を搭載する'81年モデルのZ28でさえ175馬力に留まっている。しかし、それでも当時のカマロに対する評価は上々だった。なぜならカマロはシャーシの強化をはじめ、エンジン出力以外のスポーティな要素を十分煮詰めていたからだ。フロントのサブフレームは剛性アップし、リーフスプリングを吊るシャックルも強化、さらにもともと評価の高かったハンドリングに関しても、さらにレスポンスを向上させている。
 そんな第2世代最終型カマロは'78年に27万超という販売台数を記録。これは'67年から続く歴代カマロの中でも、最高の販売台数を誇る数字なのだ。

■INTERIOR
中央にスピード&タコメーター、サイドには水温計や油圧計が備わる。シートは向上したハンドリングに対応するため、バケットタイプを採用。パワーウィンドウのスイッチはセンターコンソールのシフター後方部に配置。トランスミッションは4速MTと3速AT(TH350)から選択することができた。

■ENGINE
Z28を除く'78〜'79年カマロの標準エンジンは従来どおり250cu.in.の直6エンジン(110馬力)を搭載。しかし翌'80年からはシボレー全体から直6エンジンが消滅し、新たにV6の229cu.in.(115馬力)が標準搭載されている。もちろんオプションで305や350cu.in.などのV8モーターもチョイスすることができた。'81年にはZ28にも305cu.in.が追加されているのも大きな特徴だ。

■REARVIEW
Z28には専用のデカールが貼られ、またボンネットにはエアダムが備わる。ボディはホワイトやブルー、イエローベースのカラーが存在し、フロントやリアにはスポイラーも装備。また、全モデルにオプションでTバールーフが備わったのも大きなポイントだ。ホイールの純正サイズは15インチ。Z28には専用エンブレムを備えたキャップを装備する。