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絶版車図鑑

日本で人気の最強のミニバン

1993 CHEVROLET ASTRO
 
シボレー・アストロ


thanks to スペース 045-920-0080

 アストロといえばだれもが知っている代表的なアメリカ車だが、その生産が開始されたのは意外と古く、今から20年前の'85年に遡る。丁度この頃はアストロに先じて'83年に発売されたクライスラー製のFFミニバンが人気を博していた頃だが、GMが発表したミニバンはフルサイズバンをひと回りコンパクトにしただけの、FRミニバンだった。
 この初代アストロは全長4491mmのショートボディのみ。搭載されるエンジンは直4の2・5リッターとV6の4・3リッターが用意され、トランスミッションも4速MTと4速ATが選べたが、駆動系は2WDのみだった。以後’90年になるとエクステンディッドボディと呼ばれるロングボディが登場し、同時にAWD(4輪駆動)モデルが加わる。また、インテリアの造形もモダンなものに変更され、デジタルとアナログ、2タイプのインパネが用意されたのである。
 さらに登場から10年目となった'95年には大幅なモデルチェンジを実行。スラントノーズだったフロントフェイシアを現行モデル同様の逆スラント・デザインに変更し、同時にエクステンディッドボディだけのラインナップに統一した。そのアストロも'05年モデルがラストイヤーとなる。

■INTERIOR
現車は'90年のマイナーチェンジで変更された中期のインテリアデザインを備える。当時の正規輸入モデルは全車デジタルメーターを採用していたため、撮影車もデジタル表示。シートはファブリックで、誕生以来普遍のウォークスルーが可能だが、撮影時にはセンターコンソールが備わっていた。なおエアバック採用は’94年モデルから。
■ENGINE
エンジンは発売当初に直4が用意された以外、基本的には4.3リッターのV6、が備わる。ただしV6もEFIを中心にして、頻繁に改良されたため最大出力はまちまち。カタログ上では'92〜'94年のオプションで用意されていた200馬力仕様が最もハイパワーだった。足まわりはフロントに2WDがコイル、AWDがトーションバーを備えたダブルウィッシュボーン。リアは全年式リーフリジットだ。

■REARVIEW
現車はボディの艶も残っているほどのグッドコンディション。傷めやすいランニングボードも、綺麗な状態で残されていた。ちなみに当時の正規輸入モデルはAWDのみのラインナップであり、それを示すエンブレムがドアサイドに装着されている。