デイトナTOP > 絶版車図鑑 > プリマス・プロウラー

絶版車図鑑

ファクトリー・メイドのホットロッド!!

1999 PLYMOUTH PROWLER
 
プリマス・プロウラー


photo/J.OKUMURA/奥村純一  thanks to 075-671-6665マッスルカーコネクション

 '93年1月、デトロイトショーで発表された1台のコンセプトカーが、アメリカ中を沸かせた。それはどこから見てもホッドロッドそのものとは言う、プリマス・プロウラーのコンセプトのコンセプトモデルだったのである。
極端に先端が絞り込まれたボディに、サイクルフェンダーを備えたプロウラーは、こうして全米中のクルマ好きの間で大反響となり、それを受けたクライスラーは、なんと'97年に市販化を開始する。販売開始後はオーダーが殺到し、プレミアムプライスで取引されるほどの人気となったのはいうまでもないことだろう。  
 ところで当初から5年間の限定生産だったことが決まっていた上、プリマス・ブランドそのものの消滅という思わぬアクシデントが加わり、予定より1年早い'02年に生産を終了。惜しまれながらも消え去っていった、悲運の1台なのだ。   
この様にホットロッド・スタイルで人々を魅了したプロウラーは、初期ロッドに214馬力の鋳鉄製3・5リッターV6にアップデートしている。しかも車重はわずかに1287kgと言うからそのパフォーマンスも想像に難くない。
なお、生産終了までの販売台数は総計1万1000台。ボディカラーは全部で11色存在している。撮影車はノーマルに近い状態だが、フロント17インチ、リアは20インチのストック・アルミホイールのみ、美しくポリッシュされている。

■INTERIOR
ボディカラーと同色のダッシュパネルには左から電圧、油圧、スピード、燃料、水温の5連メーターが装備されている。またステアリングポストには7000回転のタコメーターも標準装備。スピードメーターよりも、タコメーターを優先させていることがいかにもスポーツカーらしい選択である。シートはセミバケットの2脚本革シートで高級感あふれるインテリアとなっている。
■ENGINE
ラインナップされていたエンジンは215cu.in.(3.5リッター)、オールアルミ製のオーバーヘッドカムV6エンジンでマルチポイントフューエルインジェクション。253馬力を発生させ、4速のオートステック方式(ドライバーが軽く任意に触れることで変速)させるリアドライブ方式。

■REARVIEW
取材車両のホイールはリアが20インチ、フロント18インチという組み合わせ。1万1000台あまり販売されたボディカラーの内訳は、1530台がパープル、1576台がイエロー、1911台がブラック、1573台がレッド、151台がブラック&レッド、1342台がシルバー、163台がシルバー&ブラック、1039台がオレンジ、1278台がマルホランドブルー、616台がゴールド。そして最終型にのみ設定された300台のチェリーレッドである。