|
まだギラギラやってるの?
デイトナ500の取材のため、フロリダに訪れたときのこと。空港の売店で買った自動車雑誌のグラビアページに驚愕の車輌が紹介されていた。“パティーナスタイル”そんなタイトルとともに掲載されていたそのクルマは、いたるところにラットな加工が施された、'37年式のフォードをモチーフとしたキットカーであった。
さらにページをめくると、お次はマットグリーンに塗られた戦闘機のようなカマロのドラッグレーサーが。カスタムカーといえば、ちょっとした諮問でも気になるくらい艶々な塗装に、鏡のように輝いたビレットのホイール、そしてきらびやかな内装という3点セットでドレスアップするのが必須であったはず。
しかし、でっちんホイールに、錆、艶のない剥げた塗装、そしてとっても地味な内装って、この組み合わせはいったいどういうことなのだろうか?そんな疑問が発端となり、製作が開始された今回の巻頭特集。まず我々は、アメリカそしてここ日本のカスタム事情を徹底的に調査し、ついにある結論に達することとなった。“ドレスダウン”これこそが、ビレット、メッキ、ラージリムのギラギラした世界の次に来るトレンドなのだ。
|