
Text: Daytona
2015.06.30
16歳の時にバイクの免許を取得し、ある時から現在までずっとハーレーに傾倒している所さん。「所ジョージの世田谷ベース 29」は近年、所さんが作ったハーレーを振り返り、改めて深く掘り下げます。全体を通して見ていけば、なぜ所さんがハーレーを選んだのかが分かる永久保存版です!!
所さんのライフスタイルからハーレーを切り離して考えることはできません。所さんがハーレーをカスタムし出したのはまだハーレーが日本で流行り出す30年以上も前のこと。所さんのハーレーを振り返ることは所さんのカスタムワールドを改めて垣間見ることと同義なのです!
ここからはちょっと中身をご紹介。
まずは現在他の方が所有しているけれども、未だに所さんが欲しいとおっしゃっている単気筒ダートトラッカー「TOKORO’S BUELL BLAST」。その名の通り、BUELL BLASTを元に作られてはいるのですが、面影は全くナシ。ブルーとイエローのグッドイヤーカラーも眩い名作です。
こちらは80年代のFLHをベースにジャンク的な要素を盛り込んだ「HI-SPEC RUSTALGIA」制作の裏側。
所さん自身がウェザリング塗装をボディ全体に施し、タンクにビンテージの自転車のカバーを取り付けるなど、所さんの斬新なアイディアを目一杯採り入れた芸術品。
所さんのハーレー特集なのですが、所さんが“ハーレーダビッドソン50”という過去の名作「TOKORO’S SUPER CUB」も振り返り。
全体を読んで頂ければこのカブが登場した理由が分かるはず。ハーレーに乗ることに絶対的な拘りがあるのではなく、目の前にある物事をカッコ良くすることが所さん流。
最後は所さんのハーレー論。いくつか所さんの御言葉を……
「ハーレーは仕組みが分かんなくても自分で作れちゃいそうな気がすんの」
「ワタシの場合、ダックスだって良いんだから」
「完成度が高いとタイヤぐらいしか取り替えるところないもん」
「今の感覚でデザインするってのがカッコ良いということなんですよ」
以上の言葉の裏付けがこの一冊で明かされています!お買い求めの際はお近くの書店、コンビニにて。