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1/35RC アメリカ M4A3シャーマン戦車 (専用プロポ付き)
【タミヤ】スケールモデル感覚で眺めて操る1/35 RCタンク

TextKazuma NOMOTO(Daytona) 

2022.09.05

クルマとは違う、戦車独特のアクションを指先でコントロール

 

主役級の活躍を見せる『フューリー』はじめ、

多くの戦争映画に登場するアメリカの主力戦車「M4A3シャーマン戦車」。

 

同じ中戦車ならソビエトのT34/85もいいな、

でも、やっぱりタイガーの重厚感は捨てがたいぞ……と往年の戦車たちに

思い入れを感じるのは、昔作ったプラモデルの記憶が刷り込まれているからに

違いないのだが、そのタミヤから新たにプラモデルと同じ1/35スケールの

RCタンクが登場するというから、紹介せずにはいられない。

 

それが

1/35RC アメリカ M4A3シャーマン戦車 (専用プロポ付き)

 

1/35スケールのM4A3シャーマンなんて、珍しくないんじゃないか?

そんな声が聞こえてきそうだが、間違えてはいけない。

スケールモデルじゃない“RC”。つまり動かして遊べるのである。

やっぱりやりたい超信地旋回。砲塔&砲身も可動

 

タミヤ・スケールモデルの人気シリーズ、

ミリタリーミニチュアシリーズ

そのシリーズと同じ1/35スケールのボディにRCメカを搭載したシャーマン。

 

前後進、旋回はもちろん、履帯の片側を前進、もう一方を後進させることで、

その場で方向展開する「超信地旋回」も再現可能。

さらに砲塔旋回や砲身の上下動など戦車ならではの動きをプロポ操作で楽しめる。

 

注目すべきは、RCながらもディテールまで再現されたスケール感。

重量感ある動きを生み出す組み立て式の履帯と、実感あふれるプロモーションは

ミリタリーミニチュアシリーズゆずり。その見た目をスケールモデル感覚で

ウェザリングやカスタムを楽しむこともできる。

 

すでに発売されている同シリーズの

1/35RC ソビエト中戦車 T-34-85 (専用プロポ付き)

と並ばせたり、同スケールのミリタリーミニチュアのフィギュアを組み合わせたり。

ジオラマ情景のなかで、動かして遊ぶのも醍醐味。

 

スケールモデル感覚で飾ってもよし、動かしてもよし。

スピード感あるRCカーとはまた違う面白さを感じられるRCタンクなのである。

ボディ各部の主なパーツはミリタリーミニチュアシリーズと共通のもの。直接的なデザインや溶接された車体、足回りなど実感は十分。右)砲塔の形状や鋳造肌の質感も再現。M2重機関銃のディテールまでリアルに再現されている。

)樹脂製の履帯は接着剤を使わずに組立てられるはめ込み式。ディテールにこだわり、低速でもスムーズな動きが特長。右)マーキングはヨーロッパ戦線に投入された車輛用2種類と太平洋戦線の車輌1種類が用意される。

)車体前部に走行用ギアボックス、中央に組立て済みの砲塔旋回・砲身上下ユニットを搭載。右)スティックタイプの専用送信機。左スティックで前後進と各種旋回、右スティックで砲塔旋回と砲身の上下を操作。

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