クリスマスが近づくと4WDレーシングバギーが欲しくなる
【タミヤ】サンタさん、売り切れ必至のブラックエディションをお願いします!
Text:Kazuma NOMOTO(Daytona)
2022.11.11

クリスマスが近づくと4WDレーシングバギーが欲しくなる
サンタクロースのおじさんが自分へのプレゼントを選んでくれていると信じていた
筆者の幼少時の思い出。その年のクリスマス、2歳違いの兄の枕元には
4WDレーシングバギー、ブーメランが置かれていた。
そのプレゼントを見たときの興奮が忘れられず、
クリスマスプレゼントと言われてまず連想するのはタミヤのRCバギーなのである。
そして2022年のクリスマス。
世間を少し騒がせてしまいそうなRCモデルが
1989年にアバンテをベースに開発されたハイパフォーマンス4WDレーシングバギーである。その基本構成はそのままに、各部を現代仕様にアップグレード。ボディを精悍なブラックカラーで纏ったスペシャルモデルなのである。
世界の頂点を目指して開発したハイパフォーマンスモデル
ねじれにもビクともしないカーボンダブルデッキの高剛性シャーシ。
フルベアリング仕様のモーター・シャフトドライブ4WD……
搭載される機能やパーツ。それが生み出す高い走行性能。
発売当時、RCレースの舞台で世界と戦うことを目的としたTRF(タミヤレーシングファクトリー)のプロジェクトとして開発されたモデルであり、タミヤが誇る最高水準の
技術とノウハウが詰め込まれた1台。
性能面だけでなく、アルミ切削製アップライトとサスペンションのアルミシリンダーをダークチタンアルマイト仕上げに。さらにホイールはシルバーカラーでボディとコーディネートすることで、圧倒的な存在感を誇っているのである。
タミヤのRCファンにとって、至高の存在であるイグレスだけに
このブラックエディションのニュースはすでに大きな話題となっており、
12月24日頃を予定している発売と同時に売り切れ必至と噂されている。
さすがのサンタクロースでも確保に苦労しそうなので
プレゼントを待つよりも、自ら買いに動いたほうが無難である。
さて、話は戻って兄が手に入れたブーメランを羨ましげに眺めていた頃の話。
どうしてサンタさんは自分にRCをくれなかったのか?と聞く筆者に母親は言った。
「あれは自分で組み立てて遊ぶモノだって言うから、アナタにはまだ早いでしょ」
「サンタクロースはいない」と悟った、ほろ苦いクリスマスの思い出である。
4輪独立のダブルウィッシュボーンサスペンション。フロントアップライトとオイルダンパーはダークチタンアルマイト仕上げ。大容量のハイキャップオイルダンパーを支える2.5mm厚のカーボンダンパーステーも前後に装着。
別売りの540モーターはミドシップに縦置きマウント。ドライブギアにはワンウェイベアリングを内蔵しリニアなハンドリングを実現。ドライブシャフトは前後ともにユニバーサルタイプのドライブシャフトを採用している。
黒ボディのブラックエディションにあわせて用意されるシルバー6本スポークのホイールにハイブリッドピンスパイクタイヤを装着。“Wayout Running”のロゴが入る大型リアウィング。サイドのゼッケンナンバー#95の由来は!? (ページ下部の動画参照)
【YouTube タミヤRCライブ】イグレス ブラックエディション 詳細発表