仕事帰りや会社帰りに、FSWで耐久レース!?
シミュレーターショップで仲間と遊ぶ
Text/Daytona
2023.02.16

バーチャル空間でレースしよう!
『デイトナチャレンジカップ』と題して本誌で展開してきた
モータースポーツ(MS)参戦企画の一環として、
今回はヨコハマグッドファクトリーでの、シミュレーター耐久レースをレポート。
まずは改めて説明すると、
本物のサーキットさながらのバーチャル空間でクルマのリアルな挙動を感じながら
実車さながらの走行体験ができるのがレーシングシミュレーター(SIM)。
そのためSIMは一人で黙々と走り込み、テクニック向上やコース攻略に励むというのが
一般的な利用法といえる。
でも、そのSIMを仲間と一緒に遊ぶという使い方だって楽しいよ!というのが今回の主旨。
取材場所となる『ヨコハマグッドファクトリー』は店内に3機のSIMを常設。
その3台を接続すれば、同じ画面内での同時走行が可能。
つまり、バーチャル空間で隣にいる仲間とのレースが楽しめるのである。
オンラインレースと同じ仕組みだが、その場に仲間が集っているということ。
抜きつ抜かれつ、タイム更新に一喜一憂。ワイワイ盛り上がれるのがイイのである。
この日は誌面企画の主人公、ブリヂストン3人娘に加え、
レーシングドライバー三浦愛選手をはじめ、インスタグラマーのHanaちゃん、
そして関東工業自動車大学校レース部の島先生(シマ君)と学生の山本さんも参加。
(デイトナ編集部のノモト&ホンダスタイル編集部のサバシも加えた)
総勢9名が3チームに別れて、耐久レースを戦ってみることにした。
力量ごとに均等に振り分けた各チームが富士スピードウェイ(FSW)を
何周出来るか?で競う、30分の耐久レース。
スタート直後から仲間の走りを見守りながら、チーム内での熟練メンバーが
不慣れなメンバーをサポートしたり、
ときには隣のライバルの走りを見ながら、叱咤激励も。
想像以上に盛り上がった要因は、恐怖心がないこともある。
他車と競い合うことは初心者にとってはハードルの高い課題。
実車ですぐにやれ、と言われてもなかなか難しい。それがバーチャル空間なら
克服できるからこそ、純粋にレースを楽しめる。
恐怖心は伴うものの、競い合うことはレースの醍醐味。
その楽しさを知るためにも、まずはシミュレーターでレースを体験してみる
というのも有効な手段なのである。
そのことを再認識しつつ、着実にモータースポーツの魅力に引き込まれていくと
必然的に次なるステップへと進むことになる、というのが『デイトナチャレンジカップ』
詳しくは下記の動画を御覧あれ。
▲写真左/アメリカから参戦の”Hana(ハナ)ちゃん”。モータースポーツ大好きで2023年は日本で各種ワンメイクレースへの参戦を予定する話題のインスタグラマー。▶写真右/誌面企画でお馴染みのブリヂストン3人娘(右から鈴木さん、鳥山さん、降旗さん)。そして3人娘の先生はレーシングドライバー三浦愛選手(あいちゃん)。シミュレーターでのレース対決を経て、あいちゃんから出される新たな課題とは!?
▲写真左/BS降旗さんとチームを組むのは関東工業自動車大学校の島くんと山本さん。島くんは学校職員、山本さんは学生の立場で日々の授業の他にレース部としての活動も行っている。島くんは2022年のヤリスカップ東日本シリーズ2位の実力者。▶写真右/BS鳥山さんとあいちゃんとチームを組むのは、元デイトナ編集部員であり、ホンダスタイルWeb編集長のサバシさん。2023年もN-ONE OWNER’S CUP参戦予定で技術向上を目指している。
▲『デイトナチャレンジカップ』の企画を通して、シミュレーターレッスンに励げんでいるBS3人娘の上達ぶりは目を見張る。タイムのばらつきはあるものの、富士スピードウェイのコースを飛び出すことなく周回できるまでに成長している。今回はバーチャル空間内とはいえ、コース内を同時走行し抜きつ抜かれつ、レースの醍醐味を体感できた模様。
▲レース中はチーム内での熟練者が初心者をサポートしたり、「負けるもんか!」と相手チームと切磋琢磨したりと運転している本人だけでなく、見守る仲間たちも熱くなる。そんなワイワイと盛り上がる雰囲気のなかで楽しむのもシミュレーターの遊び方のひとつ。BS3人娘の想像以上の上達ぶりに感心するあいちゃん。その走りっぷりをみて、ステップアップ課題を閃いたようです。
■撮影協力
〒231-0849 神奈川県横浜市中区麦田町4丁目99 落合ビル1F
営業時間:13時〜22時(水曜定休) 予約・問い合わせ:045-225-8194
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