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1/10RC スーパーセイバー(2023)
空想的デザインのRCバギーには
SF映画のようなワクワク感が詰まっている

Text/Kazuma NOMOTO

2024.04.09

“スペーシーバギー”は宇宙戦争の主役!?

ひと口にRCバギーと言っても、そのボディデザインは様々である。
実在するクルマをモチーフにしたものや実車風デザイン。
はたまた空想的なデザインもあれば、RCレース用の空力重視のデザインも。

楽しみ方はそれぞれなので、どれがいいという話ではないのだが
本物のクルマをイメージしてRCを楽しんできた自分としては
実在するクルマか、実車風が選択肢となっていた。

ところが、である。最近はなんだか空想的デザインのバギーが気になる。
その原因は恐らく、最近発売された「スーパーセイバー」

1/10RC スーパーセイバー(2023)

なんというか、スペーシーというか……クルマというよりも宇宙船的な
SF映画に出てくるメカのようなデザインに惹きつけられるのである。

空想の物語のなかで繰り広げられる宇宙戦争。悪の帝国を倒すために戦う戦闘機みたい。
スーパーセイバーを眺めていると体の内側を流れる
目に見えないエネルギーが湧き上がるのを感じる……。

それがフォースかどうかは知らないが、シルバーで塗装済みのボディに
コクピットに座るドライバーは宇宙服を着たパイロットに見立てて楽しみたい
という欲望に掻き立てられているのは事実なのである。

スーパーセイバーは走破性が自慢の4WDバギー。
圧倒的な走行性能で砂埃を巻き上げて駆け抜ける姿もSFのワンシーンのようである。
RCならではの、あえて現実離れした世界観で楽しむなら
空想的デザインの『スペーシーバギー』という選択肢はアリなのだ。


↑塗装済みのシルバーのボディはそれだけで宇宙船っぽさを演出。ドライバー人形も見ようによっては“パイロット”。平面的なデザインのディッシュホイールも未来感を感じさせる。


↑スーパーセイバー同様、空想的デザインが特徴のサンダーショット(左)、VQS/バンキッシュ(右)。スペースバギーという目線で眺めれば、キャノピーの形状も含めてもはや宇宙船にしか見えない。

スーパーセイバーの“SF的な走行性能”は動画でチェック!

株式会社タミヤ 

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