1/10RC フォーミュラE GEN2 チャンピオンシップカラー
【タミヤ】新時代フォーミュラマシンのRCモデル
Text:Daytona
2021.01.06

フォーミュラE GEN2の近未来フォルムを再現
F1マシンやGTカーなど、クルマ好きにとって憧れの存在といえるレーシングカー。だからこそ、時代を彩った名マシンがRCモデルとしてラインナップされるなかで今、最も注目を集めるのが「フォーミュラE」マシンなのである。
電気自動車のフォーミュラカーによるレース、フォーミュラE。2021年に行われる第7シーズンからはFIA主催の世界選手権シリーズとしてF1やWRC(世界ラリー選手権)、WEC(世界耐久選手権)と並ぶレーシングカテゴリーのひとつとなっている。
そのフォーミュラEシリーズを戦う、「Gen2」と呼ばれるマシンをモデル化したのが1/10RC フォーミュラE GEN2 チャンピオンシップカラー(TC-01シャーシ)
前後タイヤを覆うボディカウルや左右分割タイプのリヤウィングなど8分割構成のポリカーボネートで再現されたGen2独特のフォルムは子どもの頃に思い描いた「未来のレーシングカー」そのものの魅力的なデザインが特徴。
チャンピオンシップ(公式)カラーを再現するための各スポンサーロゴステッカーのほか、コクピット保護デバイス「ハロー」やバックミラーは別パーツで用意されるなど細部までこだわって実車を再現している。
バッテリー+モーター、そのスピード感までホンモノ並⁉
スケールモデルにも匹敵するリアルなボディが特徴だけに飾っておくだけでも充分楽しめてしまうのだが、やっぱり走らせて遊ぶのが一番。
モノコックフレームの中央にモーターを配置したシャフトドライブの4WDシャーシTC-01は、インボードタイプのサスペンションで車高を低く抑えるなど軽快な走りを生む。キャンバー角、キャスター角、トー角のセッティングも可能となっており、上級者ならば別売りのカスタムパーツを駆使してマシンセッティングを楽しんでみるのも面白い。
もちろん、説明書通りに組み上げるだけでも充分に楽しめてしまうのがTC-01シャーシ。細かいセッティングは抜きにして純粋に走らせてみるだけでもその魅力は堪能できるはず。
なんせ、バッテリー+モーターとパワートレインまで実車マシンと同じなのである。走り出しから最大トルクを発揮する加速力が魅力の電動RCを操りながら、気分はフォーミュラEドライバー、そのものなのである
モノコックフレームの中央にモーター(別売)を縦置き配置。フレーム中央をつらぬくプロペラシャフトを介して前後タイヤに駆動力を伝達するギアドライブ4WDを採用。
プッシュロッドとロッカーアームでCVAオイルダンパーを作動させるサスペンションをフレーム内に搭載するインボードタイプとすることで全高を低く抑えたフォルムを実現。
前後バンパーとボディマウントを交換(写真右)すれば、1/10RCツーリングカーボディも搭載可能。最新の高性能シャーシを幅広いモデルで楽しむことができるのだ。