Current Issue - デイトナ編集部がおくる新しい本

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Daytona No.290
5メーター越えの快感 フルサイズアメリカンが欲しい!!

Text: Daytona

2015.07.06

誰もが憧れる、あるいは憧れはしないかもしれないけど圧倒された経験があるだろうアメリカンフルサイズ。エコだなんだって、今や身体はデカいのに肩身は狭い悲しい想いをしている存在になってしまったが、過去は権力や富の象徴で、人生のサクセスには欠かせないクルマだった。重厚なボディ、煌びやかな装飾、デカい図体を運ぶ大排気量のエンジン。クルマに乗ること、クルマを買うこと。特別なことではなくなってしまったそれらを今こそ見直したい。というわけで、今月の巻頭特集はアメリカンフルサイズ!!

戦争が終わった1950年代以後、景気の回復によって消費が拡大したアメリカ。物欲が旺盛になり、広大な国土が歴史あるカーブランドを肥大化させていった。大きさが価値そのものになり、車体も排気量もデカくなった。

そのブランドにおける二大巨頭と言えばキャデラックとリンカーン。陸の王者だったこの二者を代表するフルサイズセダンの紹介から本巻頭特集はスタートします。

こちらはリンカーン・タウンカーの2代目。当時、フラッグシップに位置づけられていたコンチネンタルのトップグレード名だったタウンカーは、1981年に独立しモデルとなり2011年まで3世代に渡り生産された。

サイズは全長5563×全幅1948×全高1422mm。スクエアなボディはアメ車のセダン然とした風貌だが、リンカーンはキャデラックより空力を積極的に考えていたそうでCd値も意識されたデザインだという。

ちなみに掲載車の価格は158万円。

先にも軽く触れたが、フルサイズは日本の住宅/生活環境から遠い存在になりつつある。ただ、そういったマイノリティな存在だからこそ根強いファンをもつ。

今、日本でフルサイズに乗っている人はどういう生活を送り、どういう理由でそのクルマを選んだのか。乗らない人は想像すらつかない(と思う)フルサイズオーナーの考え方、ライフスタイルにフォーカスした事例紹介も行っています。

こちらはシボレー・エクスプレスを所有する、水戸で「マックカスタムデザイン」の屋号でピンストライパーとして活躍する二宮さんです。

ってなわけでシリアスな感じはここまで。

デイトナの人気連載DCC(デイトナ・カスタム・クラブ)では、今回も良い年のおじさんたちが汗をかきかき自らの手でクルマ&バイクをカスタムしております。先日、ウェザリングペイントマスターのペイントファクトリー工藤さんがZ3のカスタムを終え一抜けしましたが、今月で弊誌編集長永田のハーレーも完成。新たに仲間に加わったクルマは本誌でチェックしてね。

いやはやなんですかね、このシュールというか怪しげな写真は。白装束の5人衆の後ろに写っているのは、DCCの中でも特に異彩を放っているボロ車(失礼)、DMCの遠藤さんのポーター。まだまだ地道な作業が続いているようですが、今回でようやく見えてきた??

SETAGAYA BASE No.29
所さんのHARLEY-DAVIDSON

Text: Daytona

2015.06.30

16歳の時にバイクの免許を取得し、ある時から現在までずっとハーレーに傾倒している所さん。「所ジョージの世田谷ベース 29」は近年、所さんが作ったハーレーを振り返り、改めて深く掘り下げます。全体を通して見ていけば、なぜ所さんがハーレーを選んだのかが分かる永久保存版です!!

所さんのライフスタイルからハーレーを切り離して考えることはできません。所さんがハーレーをカスタムし出したのはまだハーレーが日本で流行り出す30年以上も前のこと。所さんのハーレーを振り返ることは所さんのカスタムワールドを改めて垣間見ることと同義なのです!

ここからはちょっと中身をご紹介。

まずは現在他の方が所有しているけれども、未だに所さんが欲しいとおっしゃっている単気筒ダートトラッカー「TOKORO’S BUELL BLAST」。その名の通り、BUELL BLASTを元に作られてはいるのですが、面影は全くナシ。ブルーとイエローのグッドイヤーカラーも眩い名作です。

こちらは80年代のFLHをベースにジャンク的な要素を盛り込んだ「HI-SPEC RUSTALGIA」制作の裏側。

所さん自身がウェザリング塗装をボディ全体に施し、タンクにビンテージの自転車のカバーを取り付けるなど、所さんの斬新なアイディアを目一杯採り入れた芸術品。

所さんのハーレー特集なのですが、所さんが“ハーレーダビッドソン50”という過去の名作「TOKORO’S SUPER CUB」も振り返り。

全体を読んで頂ければこのカブが登場した理由が分かるはず。ハーレーに乗ることに絶対的な拘りがあるのではなく、目の前にある物事をカッコ良くすることが所さん流。

最後は所さんのハーレー論。いくつか所さんの御言葉を……

「ハーレーは仕組みが分かんなくても自分で作れちゃいそうな気がすんの」

「ワタシの場合、ダックスだって良いんだから」

「完成度が高いとタイヤぐらいしか取り替えるところないもん」

「今の感覚でデザインするってのがカッコ良いということなんですよ」

以上の言葉の裏付けがこの一冊で明かされています!お買い求めの際はお近くの書店、コンビニにて。

サンダンス柴崎武彦のH-Dエンジン工学
Harley-Davidson Bible

Photo: Takayuki Haneta(digni)

2014.07.30

空冷の大排気量V型2気筒という旧式エンジンを維持しているハーレー・ダビッドソンに、一般的なチューニング法をそのまま持ち込んでしまうのは、とても適正な方法とは言えません。ハーレー・ダビッドソンエンジンの実テストから得られた事実結果がすべてであり、そのデータに基づく考え方と新たな方法が必要なのです。それが私(著者、柴崎“Zak”武彦氏)の提唱する実践的なハーレー・ダビッドソン版T-SPEC理論です。
※ 本書より一部抜粋したテキスト。

ハーレー・ダビッドのエンジン、各パーツにフォーカスを当て、適切なチューニング方法を約210ページに渡り掲載しています。

柴崎氏が手掛けたハーレー・ダビッドソンを70に渡り紹介しています。

※ 写真は「Daytona Weapon II(1997)」 270~275ページに掲載。

「Super XR1200-DT “JAY”(1995)」 234~235ページに掲載。

「QuickSilver(2010)」 258~261ページに掲載。

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