
名車たちが駆け抜けた秋の記憶!『La Festa Autunno 2026』スタート日の熱狂をプレイバック
うろこ雲が広がる高い空と、ひんやりとした心地よい秋の風。日本の秋を彩る最高峰のクラシックカーラリー「ラ フェスタ アウトゥンノ 2026(La Festa Autunno 2026)」が、今年も幾多のドラマと感動を生み出し、無事にその幕を下ろした。
総距離1000km超にも及ぶ、過酷でロマンあふれる4日間の旅路。そのすべての始まりとなった10月2日のスタート地点に、Daytona取材班は潜入していた。
名車たちの咆哮、漂うハイオクの匂い、そしてエンスージアストたちの熱気に満ちていた「あの朝」の光景を改めてプレイバックしよう。


控え場所は「動く自動車博物館」。珠玉の56台を激写!
まだ街が本格的に目を覚ます前の早朝。スタートを控えたパドック(控え場所)に足を踏み入れると、そこはすでに別世界だった。鮮やかなブルーのボディと特徴的なフロントグリルが美しいゼッケン5番のブガッティなど、歴史的な名車たちがずらりと並んでいる。






今回気合を入れてなんと56台もの出場車両をカメラに収めることに成功した。
ピカピカに磨き上げられたボディから、キャブレターの調整をするメカニック、ドライビンググローブをはめ込むエントラントたち。
現代のデジタルなクルマにはない、むき出しの「機械」としての魅力がそこには溢れていた。
「マッチ」こと近藤真彦さんも参戦! 圧巻のスタートシーン
ひときわ華やかな空気をまとっていたエントラントの中に、我々はモータースポーツをこよなく愛する「マッチ」こと近藤真彦さんの姿を発見!
大会ロゴがあしらわれた黒のキルティングジャケットにサングラスという、大人の余裕を感じさせるスタイルで登場。ゼッケン3番を掲げた、ライトブルーとクリーム色のツートンカラーが美しいクラシックカーの傍らで、リラックスした笑顔でサムズアップを見せてくれた。


そしていよいよ、スタートの瞬間。 ゲート前でフラッグが力強く振られ、秋の公道へと次々にマシンが飛び出していく。
ゼッケン14番の赤いオープンカーが手を振るパッセンジャーと共にギャラリーの前を駆け抜け、ゼッケン32番の流麗なホワイトのポルシェや、ゼッケン39番のクリームとダークグリーンのツートンカラーのマシン、そして深みのあるレッドボディのゼッケン9番などが、豪快なエキゾーストノートを響かせていく。



傘をさしながら沿道で見守る多くのギャラリーの歓声に応えながら加速していく彼らの後ろ姿は、理屈抜きにカッコよく、胸が熱くなる瞬間だった。



会場散策で見つけた、ガレージに置きたい「気になるモノ」
さて、素晴らしいクルマたちを心ゆくまで堪能し、会場内をウロウロと散策していると、Daytonaのモノ好きアンテナがピピッと反応するアイテムを発見した。
それが、出展・協賛ブースに名を連ねていた「チューキョウ(CHUKYO)」のエリアに置かれていた、こちらの椅子だ。

一見するとキャスター付きのワークチェアなのだが、背面には「Gravitas」の文字が刻まれており、その作りは驚くほど重厚。
無骨な金属製のフレームに、分厚い無垢材の背もたれとアームレスト、そして使い込まれたようなヴィンテージ風合いのブラウンレザーの座面が組み合わされている。
クラシックカーが並ぶノスタルジックな空間のなかで絶妙な存在感を放っており、「これ、自分のガレージや世田谷ベース的な秘密基地の片隅にポンと置いたら、絶対サマになるよな……」と、本来のクルマ取材を忘れて思わず見入ってしまった。
イベント会場でこうした予期せぬ「物欲を刺激するグッドデザイン」に出会えるのも、現場取材の醍醐味である。
旧き良き名車たちと共に、秋の日本を駆け抜けたすべてのエントラントに大きな拍手を送りたい。
激戦を走り抜いた各マシンの順位や、大会の詳細なリザルトについては、以下の公式WEBサイトからぜひチェックしてみてほしい。
▼『La Festa Autunno 2026』公式リザルト・大会詳細はこちら
■編集・文・写真:ケンボー





















































































































































