
ルート66の旅 「バグダッド・カフェ」で映画キャストに遭遇!
モハーヴェ砂漠、ルート66沿いに佇む「バグダッド・カフェ」は、映画ファンと旅人の心をつかむノスタルジックなスポットだ。1987年、ドイツ人監督パーシー・アドロンが手がけた「バグダッド・カフェ」は孤立した砂漠のカフェで繰り広げられる心温まる物語で、主題歌である「Calling You」はアカデミー賞にノミネートされた。
撮影は「サイドワインダー・カフェ」として建てられたダイナー(1975年オープン)で行われ、映画の成功後、バグダッド・カフェと改名された。その後、1995年にアンドレア・プルーエットさんがこの店舗を購入し、映画の記念品で彩られた観光名所に変貌させた。壁には世界中からの訪問者の寄せ書きや映画にまつわる品がディスプレイされ、80年代の雰囲気を漂わせる。
今回のロードトリップでは、ルート66ツアーズ&イベントのオーナーで近隣にお住まいの、カーラ・クラウスさんのアテンドで、映画に登場したトラックドライバーやブーメランを投げた青年(当時)がスペシャルゲストとして登場! さらにカフェに似合う往年のアメリカ車を招集して我々を次のスポットである「THE BARN」まで乗せてくれるというサプライズを用意してくれた。ルート66の一部をクラシックカーに乗って走る! 取材チームにとっては一生の思い出に残る経験となったのだ!

バグダッド・カフェでは、店内で80年代当時の様々な写真や、アートブーメランの展示が楽しめるほか、Tシャツや帽子などのグッズも人気となっている。BGMはもちろんホリー・コールの「Calling You」だ。

左が今回のアテンドをしていただいた、ルート66ツアーズ&イベントのカーラ・クラウスさん。左はバグダットカフェを観光地に育てあげたオーナーのアンドレア・プルーエットさん。ルート66らしい派手な衣装と笑顔が印象的だった。

映画「バグダット・カフェ」にトラック運転手役で出演したアート・トーレスさんがゲストで登場。彼の登場は1時間14分たったシーンで青いジャケットに赤いトラッカーキャップ、ヒゲの男性だ。「You bet」の一言が印象的。

映画では、給水塔に黄色いタンクトップの青年が龍のブーメランを投げるシーンが有名。このシーンで起用されたアートブーメランの専門家、アラン・スコット・クレイグさんもゲストで登場した! 彼が作る美しいブーメランの詳細は以下。日本でも過去に展示会を行なっている。
http://artofboomerang.com/

























