
【第64回全日本模型ホビーショー】男心をくすぐる縮小世界! 大盛況の会場で「物欲」と「ロマン」を刺激されてきた
年に一度のプラモデル・模型の祭典「全日本模型ホビーショー」が、今年も東京ビッグサイト(西3・4ホール)で開幕した。
男のロマンが凝縮されたこのイベント、Daytona編集部はもちろん現地へ潜入!
プラモデル、RC、ミニカーなど、大人が本気で遊べる最新トレンドを、独自の視点で一足先にレポートする。
【タミヤブース潜入】愛車をモデル化!? タミヤ社員の「ガチ愛」が詰まった新型ワーゲンバスの裏側に迫る


今年のタミヤブースで、ひときわ異彩を放ち、クルマ好き・模型好きの視線を釘付けにしていた主役――それが「1/24 フォルクスワーゲン タイプ2(T1)」だ。 いわゆる「ワーゲンバス」の愛称で知られる名車だが、今回のタミヤの気合の入り方は一味も二味も違う。なんと、実車のタイプ2がブースに丸ごと持ち込まれていたのだ。



「金型職人の愛車」をそのままキット化するというロマン
並みいる展示車両の中でも特に目を引いたのが、タミヤの金型部に所属する社員が実際に所有している実車・タイプ2そのもの。


パネルの解説によると、製品化にあたってはこの実車を徹底的に取材。しかも、金型製作を担当した本人が自分の愛車ということもあり、いつも以上に金型を磨く作業に熱が入り、「タミヤに入社してから30余年、この製品を作るために腕を磨いてきた」と豪語するほどの執念が注ぎ込まれているという。
趣味の延長ではなく、プロの職人の「愛」と「こだわり」がそのままプラスチックの金型に落とし込まれている――これほど男心をくすぐるストーリーがあるだろうか。
パズル感覚で組める新世代キット「クリックロックシリーズ」
展示されていた完成見本やランナーを見ると、今回のキット(レッド/ホワイト、ブルー/ホワイト展開)は、接着剤や塗装の手間を極力減らしつつもディテールを損なわない新世代の「クリックロック 1/24 カーモデルシリーズ」として展開される。



- 実車の色分けをそのまま再現した上下分割ボディ
- パズル感覚でカチッとはまる手軽さ
- それでいて実車取材に基づく丸みを帯びた絶妙なプロポーション
ガレージでコーヒーを飲みながら、週末の隠れ家的な趣味としてサクッと組むもよし、じっくりウェザリング(汚し塗装)を入れて自分好みのヤレ感を演出するもよし。「大人の遊び道具」としてのポテンシャルがバッチリ詰まった内容になっている。
ブースの片隅には、実車の解剖図やヴィンテージ感あふれるライセンスプレート、工具箱が並び、まるでアメリカのガレージの一角を切り取ったかのような世界観が広がっていた。 「自分の愛車をモデルにするために人生をかけてきた職人がいる」――そんな背景を知ってからキットを眺めると、ただのプラモデルが、最高にクールな“物語の詰まったギア”に見えてくるはずだ。
■タミヤブースギャラリー















精密化が止まらない! 眺めるだけで飯が食える最新キットたち
会場に足を踏み入れると、まず圧倒されるのが各メーカーのディスプレイの気合の入り方だ。ただの「プラモデル」の枠を超え、ディテールへのこだわりが爆発している。
ここからは、各メーカー順不同でご紹介






















今も熱いSEED、映画版で見た、「マイティーストライクフリーダムガンダム」
新たなバックパック「プラウドディフェンダー」が合流した姿で、黄金に輝く翼や頭部の実体剣などが特徴の最新鋭モビルスーツ






いよいよ放送間近のレイアース、既に「ねんどろいど」の制作が進んでいました。仕上がりが楽しみです♪





細かい説明は不要ですよね。
いるだけで絵になる「ちいかわ」癒しブースでした。
スケールモデルのコーナーでは、実車の持つ無骨なパーツの質感やエンジンの造形が、驚異的な精度で再現されていた。「これ、組んだら絶対カッコいいやつだ……」と、ショーケースの前から動けなくなる来場者が続出。自分で組み立てて、塗装して、汚し(ウェザリング)を入れて……という、大人の最高に贅沢な「引きこもり趣味」の時間を想像せずにはいられない。
興奮し過ぎて、撮るのを失念してました….。
実車カスタムの文化に通じるものがあるスケールクローラーや、精密なカスタムミニカーの数々は、クルマ・バイク好きのDaytona読者なら間違いなくグッとくるポイント。ただ精密なだけでなく、「どう遊ぶか」「どうカッコよく魅せるか」という遊び心が全開なのがたまらない。
大人が童心に帰る、それがホビーショーの醍醐味
最新のトレンドを押さえつつ、子どもの頃に胸をときめかせた「作ること・いじることの楽しさ」を改めて思い出させてくれた今回の全日本模型ホビーショー。
週末の一般公開日(10月3日・4日)も大いに盛り上がること間違いなし。
秋の休日の遊び場として、まだ足を運んでいない人はぜひ会場の熱気を体感してみてほしい!
■ 開催概要
- イベント名:第64回 全日本模型ホビーショー
- 会期:2026年10月3日(土) 9:30~17:30 / 10月4日(日) 9:30~16:30(一般公開日)
- 会場:東京ビッグサイト 西展示棟 3・4ホール(東京都江東区有明3-11-1)
- 入場料:前売券 1,100円 / 当日券 1,500円(税込・中学生以下無料)
- 公式サイト:https://hobbyshow.co.jp/






