
幾何学的なケースと一体型ブレスレットが生み出す新境地――レゼルボワールが提示する新たなデザインシグネチャー『MARK Ⅱ』
車のスピードメーターや航空計器をモチーフにした「レトログラードミニッツ×ジャンピングアワー」という独自の世界観で時計界に旋風を巻き起こしてきたスイス製フレンチブランド、レゼルボワール(RESERVOIR)。そのデザインフィロソフィーが次なるステージへ到達しました。
今回発表された『MARK Ⅱ(マーク ツー)』は、ブランド初となる一体型ブレスレット(インテグレーテッド・ブレスレット)と立体的なケース造形を採用した、今後のコレクションの核となる新しいデザインシグネチャーです。
複雑機構を引き立てる“脇役”からの脱却
これまでレゼルボワールの時計といえば、あえてケースやストラップの主張を抑え、文字盤上のレトログラード機構やジャンピングアワーの「物語性」を主役に据える設計がなされてきました。

しかし、新たに登場した『MARK Ⅱ』ではそのアプローチを一新。
文字盤だけでなく、ケースからブレスレットに至る時計全体でブランドのアイデンティティを表現する方向へとシフトしています。
手首に乗せた瞬間に、その力強いシルエットと細部の陰影だけで「レゼルボワール」だと識別できるインダストリアルな美学が貫かれています。
インダストリアルな造形美と「光」のコントロール
『MARK Ⅱ』の造形美を語るうえで欠かせないのが、メカニカルなケース設計と妥協のない仕上げです。


- 幾何学的なマルチ面構成ケース
機械工学から着想を得た、シャープな角度と複数の面で構成されたケース構造。
ビス留めのディテールなど、インダストリアルな質感が男心をくすぐります。
- サテンとポリッシュの緻密なコントラスト
グレッシブ繊細なサテン仕上げ(艶消し)に鏡面ポリッシュ仕上げを巧みに組み合わせることで、光の反射による立体感とグラデーションを創出。
腕の動きに合わせてダイナミックに表情を変えます。


- 一体感あふれる専用パーツリューズ(ジェリ缶をモチーフにしたロゴ入り)やフォールディングバックル、シースルーケースバックに至るまで特別設計され、トータルデザインとして高い完成度を誇ります。
アイコン3モデルで展開される『MARK Ⅱ』
今回の新たなシグネチャー『MARK Ⅱ』は、レゼルボワールを代表する以下の3つの主要ラインナップで一挙展開されます。
GT TOUR MARK Ⅱ(GTツアー マークⅡ)クラシックカーのメーターにインスパイアされた、モータースポーツの熱気を宿すアイコンモデル。

KANISTER MARK Ⅱ
(カニスター マークⅡ) 伝説的な名車の356スピードメーターを思わせる、ヴィンテージ&ミニマルな表情が際立つ一本。

AIRFIGHT JET MARK Ⅱ(エアファイト ジェット マークⅡ) 戦闘機のコックピット計器をモチーフにした、ミリタリー&アビエーションテイスト溢れるモデル。

ムーブメントには、自社開発の113パーツからなる特許取得済み複雑機構モジュールと「LJP G100」を組み合わせた「キャリバー RSV-240」を搭載。
約56時間のパワーリザーブを確保し、実用性も申し分ありません。
スペック&概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ケース径 | 41mm |
| ケース素材 | 316L ステンレス・スティール(サテン/ポリッシュ仕上げ) |
| 風防 / 裏蓋 | 無反射コーティング サファイアクリスタル / 360°オープンケースバック |
| 防水性 | 5気圧防水(ねじ込み式リューズ) |
| ムーブメント | キャリバー RSV-240(自動巻き / 28,800振動/時 / パワーリザーブ約56時間) |
| 表示機能 | レトログラードミニッツ、ジャンピングアワー、パワーリザーブ |
| ブレスレット | 316L ステンレス・スティール(フォールディングバックル付き) |
| 税込価格 | 1,408,000円 |
| 発売時期 | 2026年10月下旬より順次販売開始予定 |
文字盤の斬新さで世界中のコレクターを魅了してきたレゼルボワールが、ついに「ケースとブレスレット」という外装デザインの全面改修に踏み切りました。
ラグジュアリースポーツ(ラグスポ)的な一体型ブレスレットのトレンドを取り入れつつも、決して他社の追随に終わらないメカニカルで構築的なデザインは流石の一言。
60分ごとにパチンと跳ね返るレトログラード針の爽快感と、ソリッドなメタルケースの質感が融合した『MARK Ⅱ』は、実機を手にするのが待ち遠しい2026年注目のハイライトになりそうです。
【編集・文:ケンボー】






