
「書道×F1マシン!? 新生レーシング・ブルズが東京で放った“青き衝撃”」 3人のドライバーの素顔、2026年の日本GPを熱狂させる!
ただのアンベールじゃない、これは“事件”だ。
F1マシンのカラーリング発表と聞いて、ただ幕を引き下ろすだけの退屈なセレモニーを想像していたら大間違いだ。
日本GPを目前に控えた3月24日、東京・原宿のWeWorkアイスバーグ前はちょっとしたパニック状態になっていた。それもそのはず、街角に突如としてF1マシンが出現したのだから。そんな「レーシング・ブルズ記者会見&スペシャルリバリー展示会」に参戦してきた。
我々Daytona取材班の目の前で繰り広げられたのは、気鋭の書道家・青柳美扇さんによる大迫力の書道パフォーマンス。



気鋭の書道家・青柳美扇さん
「日本」「翼をさずける」という和の力強い筆致と、F1マシンの最新鋭のエアロダイナミクス。一見相容れない2つが交差した瞬間、今年のスペシャルリバリーは単なる「塗装」を超え、ひとつの「アート作品」へと昇華した。この遊び心、やっぱりレッドブル・ファミリーは分かってる。


登壇した3人のドライバーたち。彼らが語る「リアル」
スペシャルリバリーを前に、目を輝かせていた3人のドライバーたち。会見で彼らが語った生の声をお届けしよう。


リアム・ローソン:日本のタフさを知る男
かつて日本のスーパーフォーミュラで武者修行をしたリアムは、すっかり日本に馴染んでいる様子。「数日前から観光客気分で日本を満喫しているよ。昨日は寿司と最高級の和牛を食べた。やっぱり日本食は最高だね」とリラックスした表情を見せる。 しかし、いざレースの話になると目の色が変わる。


Liam Lawson(リアム・ローソン)
2026年規定のF1マシンはエネルギーマネジメントが鍵を握るが、「鈴鹿は特に復帰が難しいタフなレイアウト。レースウィークを通じてそこを最適化していく」と、クレバーな分析を披露。
アービッド・リンドブラッド:原宿を満喫する18歳の超新星
今季からF1デビューを果たし、開幕戦でいきなり初ポイントを獲得した18歳のアービッド。今回が初来日だという彼は、「ファッションが大好きだから、街にあるショップを回って日本のストリートカルチャーを楽しんでいるよ。月曜には明治神宮で咲き始めた桜も見られたんだ」と、等身大のティーンエイジャーらしい一面を見せた。


Arvid Lindblad(アービッド・リンドブラッド)
だが、彼が挑むのは世界屈指の難コース、鈴鹿。「ドライバーにとってチャレンジングだからこそ楽しみ。あそこは『勇気を持って』攻めたいね」と不敵に笑う姿は、大物感たっぷりだ。
岩佐 歩夢:次世代へ繋ぐ「楽しむ」スピリット
そして、我らが日本の星、リザーブドライバーの岩佐歩夢。モータースポーツを目指す日本の若い世代に向けた彼の言葉は、Daytona的にもグッとくるものだった。 「失敗は必ず成長に繋がるから、とにかくチャレンジすることを大切にしてほしい。そして何より、心から楽しむこと」。


岩佐 歩夢(いわさ・あゆむ)
ストイックに世界で戦う彼だからこそ、「楽しむ」という言葉の重みが違う。スペシャルカラーのマシンの前で誇らしげに立つ彼の姿に、日本のモータースポーツの明るい未来を見た。
俺たちも「ピットクルー」になれる週末
彼らの話を聞いてテンションが上がったら、次は俺たちがF1の世界を“体感”する番だ。
3月26日(木)から29日(日)にかけて、名古屋駅のJRゲートタワーに「Red Bull Nagoya Energy Pit」が出現。ここではなんと、本物のF1マシンのタイヤ交換を体験できる「Pit Stop Challenge」が開催される。
東京組も落ち込む必要はない。3月28日(土)と29日(日)には、新宿アルタ横で「ピットガンチャレンジ」が行われる。本物のピットガンを操作して、ナットで閉じられたBOXを30秒以内に開封するというミッションだ。メカ好き、ツール好きのDaytona読者なら、血が騒がないわけがない。
さあ、最高速の春を遊ぼう。
若き才能たちがドライブする美しいブルーのマシン、伝統と革新が融合したスペシャルリバリー 。 今年のレーシング・ブルズが仕掛けるエンターテインメントは、隅から隅までエッジが効いている。 撮影してきた最高にクールなスチール写真を眺めながら、今週末の日本GPに向けてテンションを最高潮に持っていこう。2026年の春、主役は間違いなく彼らだ。

編集後記
新宿アルタ横で開催されるという「ピットガンチャレンジ」のニュース。ワクワクを隠しきれない。 今週末の日本GPは、編集部でも発売前の「レッドブル チェリーエディション」をフライングゲットして、カフェイン全開で今後の行方を追いかけたい。読者の皆さんも、極上のモータースポーツ・ウィークエンドを楽しんでほしい!
(取材・文:ケンボー)





