
Daytona狩猟部 Vol.006:弾丸は空を切り、静寂が笑った。流し猟。
「遭遇率」は100%。だが、結果は……。
Daytona狩猟部の本格始動となる第1戦。 我々は、編集長カゲが操るテスラに乗り込み、獲物を求めて山を巡る「流し猟」へと繰り出した。

カゲの運転は、山道でも迷いがない。まさに「情熱と食欲」に突き動かされたステアリング捌きだ。車窓から流れる冬の山の景色。だが、その静寂はすぐに破られることとなった。
次々と現れる「ターゲット」たち
今回の山は、驚くほど生命に満ちていた。 走り始めて間もなく、最初のターゲット「キジ」が姿を現す。続いて、木々の間を抜ける「サル」。さらに水辺には「カモ」。



「いるぞ!」「あそこだ!」
車内には緊張と興奮が走る。遭遇率は間違いなく過去最高。しかし、相手は百戦錬磨の野生動物だ。こちらの気配、銃を準備するわずかな予兆を敏感に察知する。
サルやカモは、こちらが「間合い」を詰める前に、あざ笑うかのように空へ、森の奥へと消えていった。
ラストチャンス。キジとの一騎打ち。
そして、運命の瞬間が訪れた。 目の前の開けた平地、一羽のキジが佇んでいる。
「ケンボー、行け!」
カゲの声に、ルーキー・ケンボーが銃を構える。心臓の鼓動が耳元で鳴る。 ターゲットとの距離、風の読み、そして指先の感触。 静寂を切り裂く、一発目の銃声。
……外れ。
焦るケンボー。すぐさま二発目を放つ。 しかし、鉛の弾丸は無情にも冬の空を切り、キジは悠々と羽ばたいていった。
「腕」を磨く理由が見つかった日
結果は、ボウズ。 「ケンボーの腕が下手なだけでした」??そう笑い飛ばすのは簡単だが、これこそが狩猟の、そしてDaytonaが求める「遊び」のリアルだ。
どんなに良い道具を揃え、どんなに素晴らしい場所へ連れて行ってもらっても、最後の一線を越えるのは自分自身の技術と覚悟。 初戦の敗北は、ケンボーにとって「野生のプロ」への長い道のりの、確かな第一歩となった。
「次は、外さない。」
泥だらけのブーツでガレージに戻った男の背中は、出発前よりも少しだけ「猟師」に近づいていた……かもしれない。
※法に基づき、第一種銃猟免許を所持し、千葉県の指定された狩猟期間内に、適切な区域で散弾銃を使用して捕獲・撮影を行っています。記事内のサルは狩猟対象外であり、捕獲は行っておりません。
【編集後期:ケンボー】
出だしの「キジ」「サル」の下りから、いっけんすると桃太郎の世界観を彷彿させる展開。
最後のキジは本当近い距離でしかも逃げない、絶好チャンスでしたが….
見事に外れてしまい、華麗に逃げられてしまいました。
今回の悔しさをバネに次回もチャレンジしていきます。
その前に射撃の練習をしていかなきゃですね….。
今回持っていた弾は、Winchester 5号
見晴らしもロケーションも最高でした。







