
【Daytona狩猟部】Vol.02:週末ハンターからガチ勢まで。自分にぴったりの「狩猟スタイル」を見つける最短ガイド
「狩猟」と一言で言っても、そのスタイルは千差万別。
静寂の中で獲物を待つのか、仲間と山を駆け巡るのか。Daytonaが、現代のハンティングスタイルを3つのカテゴリーで解剖しました。
1. 【銃猟】メカニカルな美学と、一瞬の真剣勝負
火薬や空気の力で弾を飛ばす、最もダイレクトな狩猟スタイル。

◉単独忍び猟(ソロ・ハンティング)
スタイル: 誰にも頼らず、自分の足跡と五感だけを信じて山に入る。
魅力: 獲物との1対1の真剣勝負。「究極の自給自足」に近い。
向いている人: 孤独を愛し、山の気配をじっくり味わいたいストイックな人。
◉巻き狩り(チーム・ハンティング)
スタイル: 勢子(追い出し役)とマブシ(待ち伏せ役)に分かれ、無線で連携して獲物を追い詰める。
魅力: チームプレーの達成感と、ベテランから技術を学べるコミュニティ性。
向いている人: 仲間とワイワイ楽しみたい人、地域の伝統文化に触れたい人。
◉空気銃猟(スナイパー・スタイル)
スタイル: 音の静かなエアライフルを使い、カモやキジなどの鳥類を精密に狙い撃つ。
魅力: 銃声が小さいため周囲への影響が少なく、スナイパーのような高い集中力が求められる。
向いている人: 精密機械が好きで、集中力を研ぎ澄ませたい人。
2. 【わな猟】知略を巡らす「山でのチェス」
銃を使わず、動物の行動パターンを読んで捕獲するスタイル。

◉くくりわな
スタイル: 獣道(動物の通り道)を見極め、ワイヤーの罠を仕掛ける。
魅力: 現場に行けない時間も「罠が仕事をしてくれる」。動物との知恵比べ。
向いている人: 忙しいビジネスマンや、分析・シミュレーションが好きな人。
◉箱わな
スタイル: 大きな檻に餌を置き、中に入ったところで扉を閉める。
魅力: 生け捕りが可能なため、安全性が高い。
向いている人: 住宅地に近いエリアでの有害駆除や、安全第一で始めたい人。
3. 【網猟】古くて新しい、伝統のキャッチ&リリース
主に鳥類を対象とした、伝統的な手法。

スタイル: むそう網などを使い、飛んできた鳥を一網打尽にする。
魅力: 傷をつけずに捕獲できるため、鷹狩りの餌の確保や学術調査などにも使われる。
向いている人: 伝統工芸や歴史ある手法に興味があるマニアックな人。
■編集後記
今回紹介したスタイルは、あくまで入り口に過ぎません。
実際のフィールドでは、これらが複雑に絡み合い、無限のグラデーションを生み出している。
例えば、平日は「わな」を仕掛けてビジネスマンとしての勘を研ぎ澄ませ、週末は「銃」を担いで1対1の真剣勝負に挑むハイブリッド・ハンター。
どの道を選んだとしても、共通しているのは「山に入れば、人間はただのゲストである」という謙虚な気づきだ。
デスクの上でいくらシミュレーションしても、現場では予期せぬことしか起きない。 泥にまみれ、風を読み、獲物の気配に心臓を波打たせる。 その「不自由さ」や「非効率さ」の中にこそ、現代人が忘れかけている本能的な高揚感が隠されている。
「自分にはまだ早い」「免許を取るのは大変そう」 そう言って足踏みするのはもったいない。 得意・不得意は、やってみて初めて分かるものだ。
まずは一歩、山へ。 Daytona狩猟部は、効率よりも「納得」を、獲物の数よりも「物語」を求めるすべてのハンターを応援し続ける。
次の山で会おう。





