
【Daytona狩猟部】Vol.04:今日から君もハンターだ。
狩猟免許&銃砲所持許可「完全取得ガイド2026」
「山で遊びたい」「自分の手で獲物を獲りたい」。
そう思った瞬間、立ちはだかるのが“免許”の壁。
一見複雑に見えるこのプロセスを、Daytonaが世界一分かりやすく整理しました。
STEP 1:まずは「狩猟免許」を手に入れる
日本の山で狩猟をするためのパスポートです。都道府県が実施する試験に合格する必要があります。
- 初心者講習会(予備講習)を受ける
- 各都道府県の猟友会が開催。試験の「コツ」を教えてくれるため、受講はほぼ必須。
- 費用: 約10,000円〜13,000円(教本代込)
- 狩猟免許試験を受ける
- 知識、適性(視力・聴力)、技能(銃の操作・動物の判別)の3部構成。
- 費用(申請手数料): 5,200円
- 医師の診断書を取得する
- 精神疾患や薬物依存がないことを証明。
- 費用: 約3,000円〜5,000円
STEP 2:銃を持つための「銃砲所持許可」への挑戦(銃猟の場合)
銃を「所持」するには、警察庁が管轄するさらに厳しいハードルがあります。
- 猟銃等講習会(初心者講習)
- 警察署で1日講習を受け、最後にテスト(筆記)があります。合格率は意外とシビア。
- 費用: 6,900円
- 教習資格認定申請 & 射撃教習
- 警察の身辺調査を経て、実際に射撃場で本物の銃を撃つ実技テストです。
- 費用: 約20,000円〜50,000円(認定料+教習代+弾代)
- 銃の購入 & 所持許可申請
- 銃砲店でお気に入りの一挺を選び、警察へ「これを持ちます」と申請。
- 費用: 10,500円(申請料) + 銃本体代(中古なら数万円〜、新品は30万円以上)
STEP 3:いざ猟場へ!「狩猟者登録」
免許と銃があっても、これがないと撃てません。
- 狩猟税 & 登録手数料
- 銃猟(第1種):約16,500円
- 銃猟(第2種):約5,500円
- わな猟:8,200円
- 登録手数料:1,800円(一種類に付きかかります)
- ハンター保険への加入
- 万が一の事故に備えた保険(大日本猟友会への入会が一般的)
■編集後記:ハンターへの道・ケンボーぶっちゃけ座談会
■ 1. 一番「困った」のは、試験よりも「書類と面接」だった
「勉強すれば受かる」筆記試験よりも、多くのハンター予備軍が頭を抱えるのが警察とのやり取りです。
- 「所持理由」: 「なぜ銃を持ちたいのか?」という問に。単に「趣味です」では不十分で、「地域の鳥獣被害を減らしたい」「有害駆除に貢献したい」といった公益性をどう盛り込むか。警察官による、わざと怒らせるような(?)厳しい圧迫面接に耐え抜く精神力が必要です。ドラマの世界で見かける「取調室」に入れるのも貴重な経験です。
- ご近所・職場への聞き込み: 警察が実際に近所の人や職場に「あの人はキレやすい性格ではないか?」と聞き込みに行きます。「銃を持つなんて怖い」と思われないよう、日頃から良好な人間関係を築いておくことが、昨今は最大の難関かもしれません。
■ 2. 「平日休み」が取れないと詰むスケジュール
ここが社会人ハンターにとって最大のハードルです。
- 「役所と警察は土日休み」: 講習の申し込み、面接、銃の確認。これらはすべて平日の日中に行われます。
- 標準的なスケジュール感(銃猟の場合):
- 開始〜3ヶ月: 狩猟免許取得 & 警察の初心者講習(ここで心が折れる人が多い)。
- 4ヶ月〜6ヶ月: 身辺調査 & 射撃教習。
- 7ヶ月〜9ヶ月: 銃の購入 & 所持許可申請 & やっと銃が手元に。
- 結論: 「最短でも半年、普通は1年がかり」のプロジェクトです。猟期(11月15日〜)に間に合わせるなら、年明け早々から動き出すのが鉄則です。
■ 3. 「技能試験」での想定外のミス
- 「鳥獣識別」のプレッシャー: 「獲っていい鳥か、ダメな鳥か」を1秒で判断する試験。単語帳風なものを自主作成して紙が擦り切れるまで勉強したつもりでしたが、本番のパネルがなんと「絵」!!ではなく急に「実写」!?一瞬パニックが起こりました。
- 銃の分解・結合: 初めて触る銃を制限時間内にバラして組み立てる。事前講習で練習しているとはいえ、慣れない作業にドキドキしたのも、経験者にしか分かりません。
編集部(ケンボー)からの一言
「正直、めちゃくちゃ面倒です。何度も警察署に通い、分厚い教本を暗記し、安くない費用を払う。でも、その高いハードルを越えた先にある『自分の手で獲物を獲り、命をいただく』という体験は、それまでの苦労をすべて吹き飛ばすほどの衝撃があります。
近くの警察署には何度も通うので窓口の担当者とは顔馴染になり、たまたま電車でお会いするなんて事も….。
Daytonaは、この『面倒くさい遊び』を全力で楽しむ大人を応援します。
来シーズンの山で、皆さんと会えるのを楽しみにしています!」





